【胸部CT検査による肺癌健診行っています】那珂川市の病院｜吉田クリニック

那珂川市のクリニック、吉田クリニックです。

最近、朝夕は冷えてくるようになり、秋の気配を感じる季節になってきましたが、皆様はいかがおすごしでしょうか。

1日の中での気温変化が大きいため、体調を崩される方もいらっしゃる時期にもなりますので、ご注意ください。

さて、当院では胸部CTによる肺癌健診を行っております。

おかげさまで、ある程度の方に受けていただき、ご好評をいただいております。

通常肺癌健診は、胸部レントゲン検査にて行っておりますが、胸部レントゲン検査は死角が多い検査であるとともに、病変と正常構造の区別もつきにくい側面があります。また、肺の中以外の病変についても評価が難しくなっています。そのため、毎年胸部レントゲンで健診を受けていらっしゃる方でも、発見が難しい部位の病変のために、CT検査にて進行した状態で発見されることも経験されます。

一方で、CT検査は肺の中にある細かな病変も見つける事ができますし、心臓を栄養する血管(冠動脈といいます)や大動脈の動脈硬化の程度であったり、胸部の背骨の状態、お腹の一部なども評価が可能です。デメリットとしては、胸部レントゲン検査に対して被ばく量が多くなることです。もちろん、一般的な検査で用いられる被ばく量で健康被害が発生することはございません。しかし、被ばく量は少なくできるならできるだけ少なくすることが原則ですので、当院では最新のCT検査装置を用いて、被ばく量を抑えつつきれいな画像を撮る様にしております。また、二名の放射線科専門医による読影のみでなく、AIを用いた最新の画像診断支援システムを用いて、精度を高める工夫を行っております。

当院では、患者様の健康維持をできるだけ少ない負担で行うことができる様に取り組んでおります。

胸部CT検査による肺癌健診にご興味がおありの方、受けてみたいと思われる方は、お電話にてお問い合わせいただければと思います。