【MRI検査行っています】那珂川市の病院|吉田クリニック
2022/09/17
那珂川市のクリニック、吉田クリニックです。
まだまだ日中は残暑が厳しい毎日ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
今回は当院のMRI検査についてご紹介させていただきます。
MRI検査はずいぶん普及し、皆様もご存じだと思います。特に急性期脳梗塞や脳動脈瘤の診断でよく利用されている事は有名ですが、今回はMRI検査の概要についてお話いたします。
簡単に言えば、MRI検査は非常に強い磁石を用いた検査になります。現在MRI装置は、永久磁石タイプと超電導磁石タイプの2種類が発売されています。前者は磁力がやや弱いですが、オープンタイプでも使用可能です。後者は磁力が高いですが、クローズドタイプになります。
磁力(静磁場強度)はMRIの画質と密接に関係しており、一般的には永久磁石タイプよりも超電導磁石タイプの方がきれいな画像を得ることができます。当院では画質を優先していますので、超電導磁石タイプのMRIを導入しております。
超電導磁石タイプのMRIではきれいな画像を得ることができる一方、検査では狭い機械の中に入ってもらう必要があります。その際に問題となるのが、「閉所恐怖症」になります。当院では大人で閉所恐怖症がある方については、鎮静剤を用いて検査を行っておりますが、検査終了後も鎮静が覚めるまで経過観察を行わせていただきます。また、鎮静が完全に覚めるまで、ある程度の時間が必要になりますので、当院では当日の運転や危険が伴うお仕事は控えていただくようにお願いしております。
MRI検査でよく問題となるのが、検査時間の長さになります。CT検査と異なり、MRIでは様々な種類の撮影を行った上で診断を行います。通常一種類の撮影が3分前後かかります。脳MRI検査では6種類前後の撮影を行いますので、撮影と撮影の合間の時間もあり、合計で30分近くかかってしまいます。当院では9月末より最新の撮影技術が導入され、より短い時間で撮影できる予定です。
その他、MRI検査で問題となるのが、入れ墨になります。入れ墨で用いられる色素内に金属が入っていますので、それがMRI検査時に反応して、発熱ややけどを発生することがあると報告されています。しかし、私がこれまで放射線科としてMRI検査に関わってきたなかで、入れ墨で問題となったことはありませんでした。当院では、入れ墨が入っている方には発熱ややけどのリスクがあることを説明し同意をいただいた上で検査を行っております。また、検査中に何か違和感が感じられた場合には、すぐに検査を終了するようにしております。
以上簡単ではありますが、MRI検査についてよく聞かれる質問に答える形で紹介をさせていただきました。
当院でのMRI検査についてお問い合わせ、また検査をご希望の方はお電話にてお願いいたします。
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吉田クリニック
〒811-1213
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電話番号 : 092-985-9730
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